税を通して社会を知り、日本と世界に関心を広げる租税教育をテーマに、名古屋在住の現役税理士がリレー形式で講義を行う現代マネジメント学部専門教育科目「現代マネジメント研究Ｂ」（担当：浪花健三教授）が6月12日（火）に行われ、名古屋税理士会の西村高史会長が講師として、税理士制度の概要を講義しました。
　この授業では、これまで架空の人物である椙山理子の一生を題材に税理士について学んできましたが、今回は今後、税理士をめざす準備にと制度の概要を説明。西村会長はイメージのみが先行していた税理士が、実は身近で生活の様々な場面で役立っていることを強調しました。終始、和やかな西村会長の語り口に時折、ユーモアを交えた講義に、学生たちも笑顔を見せながらも真剣に聞き入っていました。
　現代マネジメント学部は、学生の税理士資格の取得を支援しており、この授業も現代マネジメント学部と名古屋税理士会との間で締結した租税教育講座開講に関する覚書にもとづき開講されています。