現代マネジメント学部 東珠実教授の消費者行動論ゼミ（3年生）が進める名古屋みやげの開発を行う産学連携プロジェクトが、パッケージデザインの段階に入りました。
　6月28日（木）には、商品のパッケージデザインを担当する有限会社オオマエデザイン（名古屋市東区）の代表取締役であるアートディレクター 大前浩之氏にお越しいただき、パッケージデザインを含むデザイン発注における基本的な知識や考え方を学ぶ特別講義と今回のデザインコンセプトを深めるためのディスカッションを行いました。
　講義では大前氏がパッケージデザインの要点として①視覚的吸引力②らしさ③コンセプトを伝えるの3点を解説。かっこいい、おしゃれなデザインが良いのではなく、必要な要素を「目的」に合わせて最良な方法で配置・装飾することが「良いデザイン」であることを強調されました。また、そのためにもデザインの要素となる、ネーミング、写真やイラスト、名古屋らしさの表現など方向性と優先順位を決めていく必要があるとし、学生たちとディスカッションを行いました。学生たちは、今回の打合せに先立ち、ヒアリングやアンケートをもとにしたデザインプランを検討・まとめていましたが、大前氏の講義のポイントや開発を手掛ける株式会社スマイル－リンク側の条件をもとに改めて優先順位などの意見を出し合い、理想とするパッケージデザインについて検討を行いました。

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