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現代マネジメント学部の学生が中学生へ消費生活に関する授業を行いました

現代マネジメント学部の学生が中学生へ消費生活に関する授業を行いました

2018.09.20

 9月10日(月)から18日(火)にかけて、現代マネジメント学部 東珠実教授のゼミ生が、椙山女学園中学校1年生の家庭科で消費生活に関する特別授業を行いました。
 この取り組みは、名古屋市による「倫理的消費の普及啓発事業」委託の一環として行われました。学生19名が、教員役と授業補助役に分かれ計6回の授業を担当。日常の消費活動において、環境や社会へ配慮した商品やサービスを選ぶエシカル消費の大切さを伝えました。
 はじめに生徒である中学生に、自分のペンケースに何本のペン類が入っているかを確認。その中でよく使うものは何本なのかを考える機会を設け、実際に購入する際には「必要なもの(Needs)」と「ほしいもの(Wants)」を認識するように助言しました。さらに「必要なもの」を購入する際には、価格や品質のほかに、環境への負荷が少なく、生産者の安全性や経済的な自立が支援できる商品を選ぶことの大切さを伝えました。
 授業では、生徒に分かりやすいスライドやパネルを用意。エシカル消費の一例として、Tシャツを実例にしたフェアトレードを紹介する映像を流し、その意義について理解を深めました。今回、教師役を務めた学生は、「個々の生徒のペースに合わせて話す内容を考える難しさはあったが、自分たちの予想以上の反応が得られた」と手応えを感じたようでした。
 今回は大学生から中学生へエシカル消費を通じ、環境や社会にやさしい消費者を目指す呼びかけが行われました。学園内では、今後も様々な交流が進められます。