10月23日（火）、現代マネジメント学部で「税理士職業セミナー」を開催しました。
　現代マネジメント学部では、2016年度から名古屋税理士会の協力を受け、租税教育講座を開講するなど浪花健三教授（租税法）を中心に学生の税理士資格取得への支援充実を図っています。同セミナーはその一環として名古屋青年税理士連盟の方を講師にお迎えし、税理士の生活や資格取得までの道のりなどを語っていただくことで、学生たちに税理士資格挑戦や税理士法人への進路について考えて欲しいと企画されました。
　セミナーでは、全国で約77000人が活躍する税理士の業務内容について説明が行われ、若手経営者の増加に伴い同世代の税理士の活躍が期待されていること、税理士ならではの働きやすさから女性の割合が年々高まってきていることなどが紹介されました。また、現代マネジメント学部のように法律学や経済学を学ぶ学部の学生であれば、在学時から受験資格があり挑戦できること、また、大学院への進学で試験科目免除の制度の利用ができることなど資格取得への方法が説明されました。
　その後、女性2名を含む若手税理士3名によるパネルディスカッションが行われ、資格取得の経緯や仕事の魅力、収入面など税理士の実際を紹介。専業主婦から心機一転、税理士を目指し、家事・育児をしながら資格を取得した経験談やプライベートと仕事のバランスをコントロールできる開業税理士の魅力、また、女性税理士だからこその仕事での強みなど、幅広い話題に学生たちは熱心に聞き入っていました。