現代マネジメント学部の「展開演習Ⅰ」（担当：石井圭介准教授）において、ビジネスホテルでの新しい事業展開を模索するマーケティング活動に取り組みます。
　これに先立ち3月25日（月）、市内有数の部屋数と都心で天然温泉が楽しめる「名古屋クラウンホテル」（名古屋市中区）を訪問し、ビジネスホテルの現状を見学しました。
　はじめに代表取締役社長である堀場克司氏からホテルの概要について説明があり、楽天トラベル「朝ごはんフェスティバル®2018」において愛知県第1位となった実績が紹介されました。実際に学生らは、当ホテルの朝ごはんバイキングを体験。朝から地元名物が提供されるほか、季節ごとの変わるメニューにはホテルからのメッセージが込められていることを知ることができました。
　その後はフロント係の方から様々な宿泊客に対する対応事例の説明を受けたほか、実際の宿泊室や様々な形態の宴会場を見学。宿泊室は見栄えよりも機能性が重視されていること、宴会場では用途ごとに異なる利用事例が紹介されました。
　今回の見学を通じて、ビジネスホテルはチェックインからチェックアウトまで宿泊客との接点が少なく、多様なお客様を受け入れ、いかに心地よく送り出せるかが重要であり、これを実現するために従業員のチームワークが求められることを学ぶことができました。
　今後は4月下旬に堀場氏を講師として大学に招き、具体的なビジネスホテルのマーケティング活動に取り組んでいく予定です。