現代マネジメント学部 水野英雄准教授のゼミでは、近接する星ヶ丘三越（名古屋市千種区）と連携し、若い女性に百貨店の魅力をアピールするプロジェクトに挑戦しています。
　この取り組みは、水野准教授が授業の一環で同店舗での調査を実施していることをきっかけに昨年度からスタート。昨年度はSNSを利用した食品売り場におけるお菓子販売の活性化「お菓子総選挙」に取り組み、百貨店のブランド力や経済状況によるニーズの変化と販売方法などを学び、2,000人を超える投票を集めるなど成果をあげています。
　4月19日（金）には本年度の活動内容を検討するため、同店の販売サービス担当マネージャー 木村公洋氏にご参加いただき、百貨店における宣伝の実際と課題について理解を深めました。木村氏は、百貨店の宣伝において大きな効果を発揮する折込チラシなど、各種宣伝媒体の内容や対象に応じて宣伝媒体を組み合わせるマーケティングミックスの実情を紹介。また、SNSを利用した宣伝について同店が考える課題もお話いただいたことから、学生たちは「ネット広告でも種類によってはよくない印象を与える」「土日の朝の情報番組は視聴することが多い」など自らの体験を話し、意見交換を行いました。
　水野ゼミでは、引き続き同店と連携しながら、今年度の活動内容を検討していきます。