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現代マネジメント学部生が、「星が丘テラス」の事例を通して、マーケティングへの理解を深めました。

現代マネジメント学部生が、「星が丘テラス」の事例を通して、マーケティングへの理解を深めました。

2019.06.06

 5月24日(金)、現代マネジメント学部の専門科目「マーケティング論A」(担当:角田隆太郎教授)において、東山遊園株式会社(名古屋市千種区)の開発企画部部長 柘植直也氏を講師として迎え、同社が運営する星が丘テラスについてマーケティングの切り口から特別講義を行いました。
 この特別講義は、学生が通学などの際に日常的に接している星が丘テラスの事業について、次第に必要性が高まっているマーケティング活動の実際を学ぶことで、事業の企画・立案を実践的に学ぶきっかけとなるように企画されました。
 柘植氏は、昭和30年代から進められた星が丘駅南側エリアの開発を中心に、星が丘エリアのまちづくりと共に成長してきた同社の歴史が紹介。星が丘エリアの環境や市場特性を分析し、まちのポジションマップからグループのブランドビジョンが生まれ、それを星が丘テラスの事業コンセプトに落とし込む関係性が説明されました。また、環境・市場分析から顧客ターゲット像が明確化され、モノ中心の消費から社会性・自己満足の消費へと移行する社会変化に対応し、どのような店を誘致するかを考えるリーシング(出店)戦略、リーシング戦略を補完するイベントや装飾、ポップアップショップによるテストマーケティングなどが、事業ビジョンと同社がめざすまちづくりにどのように関連し、繋がっていくのかをわかりやすく説明していただきました。
 毎日通行し接している店舗やさまざまなイベントが、星が丘テラスのマーケティング活動の中でどのように位置づけられ、どのような役割を担っているのかを、実例を通して学ぶことで、マーケティングへの理解を深める機会となりました。