5月27日（月）、現代マネジメント学部の植林茂ゼミの学生が、株式会社名古屋銀行本店（名古屋市中区）を訪れ、企業見学を行いました。この訪問は、金融論を学ぶ学生が理論だけでなく、実際の現場を訪れることで金融業界への理解を深める目的で企画され、3年生16名が参加しました。
　はじめに、同行人材開発部 服部沙由理様が銀行の担う役割について説明。銀行の三大業務である「預金」「貸出」「決済」のほか、現在では証券や保険商品を取り扱うようになり、金融のワンストップサービス化が進んでいる状況が紹介されました。また、同行が取り組んでいる女性活躍推進にも触れ、顧客の中に占める女性の割合を示しながら同じ目線での商品開発の必要性が述べられました。
　この後の本店営業部の見学では、人材開発部 小林なつき様がテラーと呼ばれる窓口業務をはじめ、為替や融資など様々な業務について紹介。普段は訪れることがない貸金庫にもご案内いただき、重厚な扉を前に学生は興味深く見入っていました。
　質疑応答では、金融機関への就職を目指す学生より積極的な質問があり、銀行の仕事は様々な人と接することができる点が魅力であると指摘されました。学生は、第一線で活躍される行員の話を伺い、大学での学びが深まるとともに将来の進路選択に向け意識を高めることができました。