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現代マネジメント学部:水野英雄ゼミの学生が沖縄県読谷村で「明るいダークツーリズム」に関する現地調査を実施

現代マネジメント学部:水野英雄ゼミの学生が沖縄県読谷村で「明るいダークツーリズム」に関する現地調査を実施

2022.09.20

 現代マネジメント学部の水野英雄准教授のゼミの学生(3年生11名、2年生3名)が、9月12日(月)~16日(金)に沖縄県読谷村で、「明るいダークツーリズム」をテーマに現地調査を実施しました。この調査は、学生がクラウドファンディングで資金を集めて実施しました。
 太平洋戦争で甚大な被害を受けた沖縄県には戦争に関する遺跡が多くあり、平和学習のために活用されています。「明るいダークツーリズム」では、他の観光と一緒にすることで、もっと多くの人々が訪れることで平和を考え、かつ観光振興につなげることを考えました。
 学生は最初に、沖縄県南部のひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館と平和祈念公園・平和祈念展示資料館を訪問しました。展示や証言の映像を見て、同じ世代の若者が悲惨な戦争に巻き込まれたこと、今の時代の平和の意義を深く考えています。
 読谷村では、ダークツーリズムをテーマに現地調査と意見交換会を実施しました。アメリカ軍の上陸の碑では、広大な海がアメリカ軍の軍艦に埋め尽くされた信じられない光景を想像しました。住民が避難したチビチリガマとシムクガマでは、集団自決という悲劇と投降して生存したという生死を分けた運命の違いを深く考えました。
 観光施設では、首里城と座喜味城、アメリカンビレッジ、美ら海水族館などを訪れました。
 読谷村の関係者との意見交換会で学生は、現地で見るのと想像していたものとは違い、深く知ることができて意義があったこと、より多くの人々にこのような機会となるダークツーリズムを広めたいという意見を述べていました。

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