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現代マネジメント学部で租税法の学びをスタートに将来のキャリアを考える特別講演を実施

現代マネジメント学部で租税法の学びをスタートに将来のキャリアを考える特別講演を実施

2019.07.03

 6月20日(木)、現代マネジメント学部の専門科目「租税法A」(担当:柴 由花教授)の授業において、租税法の学びをスタートにして将来のキャリアを考えることを目的に、名古屋国税局と住宅・不動産ポータルサイトを運営する株式会社LIFULL(東京都千代田区)からそれぞれ講師を招き、特別講演が行われました。
 今回の特別講演は、柴教授が租税法を学ぶ学生たちに、税のスペシャリストである国税専門官の仕事の魅力と、授業内で不動産と税について学びを深めていくことから、事前に不動産業界を取り巻く社会状況を学ぶともに、今後さらに女性の活躍の場が広がると思われるIT系の仕事の魅力について学んで欲しいと2部構成で企画されました。
 国税専門官の部では、名古屋国税局人事第二課の加藤順子氏が講演。加藤氏は国税専門官の仕事内容ややりがいなどその魅力をご自身の経験のエピソードを交えて紹介。内勤の仕事と思われがちであるが外回りの仕事が基本であること、自分の専門分野を深めるため研修制度が充実していること、人と関わることが基本となるため国税専門官にはコミュニケーション能力が重要であることなど、詳しくご説明をいただきました。
 IT系の部では、株式会社LIFULLのLIFULL HOME'S事業本部 賃貸事業本部から成瀬亮輔氏が講演。人口減が加速する日本の不動産を取り巻く社会状況や、全国の空き家を利活用する取り組みなど、不動産業界のトレンドをご説明いただきました。また、時代の最先端を行くIT企業では、自分のやりたいことが外からでも溢れ出て見えるくらいの熱を持った人間が多いことを紹介。成瀬氏は社会の変化が早く、将来が予測できない時代だからこそ、自分のやりたいことを基準にした仕事の選び方も考えて欲しいと熱いメッセージを送り、学生たちは真剣に耳を傾けていました。