椙山女学園 大学

新着情報

  1. ホーム
  2. 新着情報
  3. 現代マネジメント学部で実務家からエアラインのサービス経営を学ぶ特別講義を実施

現代マネジメント学部で実務家からエアラインのサービス経営を学ぶ特別講義を実施

現代マネジメント学部で実務家からエアラインのサービス経営を学ぶ特別講義を実施

2019.07.18

 7月16日(火)、現代マネジメント学部の専門教育科目「サービス経営論」(担当:砂口文兵講師)で、元ユナイテッド航空会社勤務の大野陽子氏を特別講師に招き、航空産業におけるサービス経営の特別講義を行いました。
 大野氏は、ユナイテッド航空会社で成田空港の統括責任者である東京地区運航本部長としてご活躍されるなど、長年、運行やフライトオペレーションに関わる要職で航空サービスの向上に尽力されてきました。そうした実務経験を踏まえ、現在では神戸大学大学院の経営学研究科において、ご自身の学術研究を進めておられます。
 講演では、大野氏の自己紹介やキャリアに関する話題に始まり、航空業界の現状や航空サービスの差別化など、サービス経営に関する様々な内容をご説明いただきました。具体的には、航空サービスが単なる「移動手段の提供」だけでなく、お客様一人ひとりに対する食事の配慮など、各国の文化やお客様の多様性を反映した価値の提供が重要であると解説されました。さらに、航空会社においてどのような仕事があるかなど、航空会社でのキャリアに関しても、動画等を用いた説明が行われました。
 講演後の質疑応答では、学生が航空業界で働くことの魅力や苦労話などを質問しました。その中で挙がったお客様への対応に関して、大野氏は「苦労したり大変な経験をすることもある」としながらも「やはりお客様から『ありがとう』という感謝のお言葉をもらえることは、サービス業で働くやりがいにつながっている」と説明され、学生たちは実際の現場を知る実務家の生の声を通じて、サービス産業やサービス経営に関する魅力を感じていました。