5回目を迎えた住友理工 学生小論文アワードで現代マネジメント学部3年生の中山佳南さんが優秀賞を受賞しました。
　第５回のテーマは『SDGs（持続可能な開発目標）を達成するためにどうイノベーションを起こすか―「未来に選ばれる会社」とは―』。今回は2015年に国連が採択したSDGs（持続可能な開発目標）の17の多様な目標から目標を選び、その目標を達成するために企業に必要なイノベーションと、それを生み出すための取り組みや職場環境の整備について論じることが求められました。
　中山さんの論文タイトルは「多文化協働サラダボウルのススメ―働きがいも経済成長も ―」。中山さんは少子高齢化が進む中、企業の生き残りには外国人労働者がカギを握ると考え、大学での学びやカンボジアでのインターンでの経験をもとに外国人労働者の「自己実現」や「雇う責任・雇われる責任」の必要性を提唱しました。また、そのためにもそれぞれの個性を尊重して共存する文化的多元主義「サラダボウル論」の実現が外国人労働者の働きがい、ひいては経済成長に繋がると論じました。

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