10月8日（火）、現代マネジメント学部「消費者行動論Ｂ」（担当：東珠実教授）の中で「星が丘テラスの今 そして これから」と題し、東山遊園株式会社執行役員　開発本部本部長の佐藤台三氏が特別講義を行いました。
　同氏は、星が丘テラスの「Find Real」「Warm Heart」「Smile Share」といった事業コンセプト、クロスマーチャンダイジングを展開した上でのテナント選定、星が丘のさらなる活性化への取り組みなどを学生たちに分かりやすく解説。
　講義を聞いた学生は、同社に就職した本学先輩が開拓し出店に漕ぎ着けたポップアップストアの商品、毎日通っている星が丘のこれからの発展への期待などについて意見を発表していました。
　また、翌週（10月15日）の授業では、佐藤本部長の特別授業の内容を踏まえたワークショップ型の授業が、東教授により実施されました。受講生一人ひとりが印象に残った星が丘テラスのコンセプトや取組、店舗展開などについて振り返り、数人ごとのグループに分かれて共有し、ディスカッションののちに5つの魅力（関心をもったテーマ）を選定。さらに同科目の学修目標に照らし、これらの魅力的な点をどのように消費者の購買行動につなげるかのアイデアについて話し合いました。
　グループディスカッションでは、「自然の風と光」や「季節」を感じられる風景のある商業施設、４人の「ペルソナ（顧客モデル）」の設定、「エシカルナイン」と名付けられた独自のエシカルのカテゴリーなど、施設に込められた社会的な価値観やストーリー性を魅力に掲げるグループが多くみられました。また、上記の本学卒業生が手掛けるポップアップストアにも大いに関心が寄せられ、SNSでの情報発信をはじめ、様々なプロモーションのアイデアが話し合われました。
　今回の特別講義による実践的な学びを活かして、今後、現代マネジメント学部が主催するビジネスプラン・コンテストなどへのチャレンジにつながることが期待されています。