椙山女学園

お知らせ

[2007.12.14]テーマは『国鉄民営化』。「現代マネジメント研究会」を開催しました

12月13日(金)、現代マネジメント学部「現代マネジメント研究D」(担当:佐々木賢治非常勤講師)の講義において、平成19年度第2回「現代マネジメント研究会」を行いました。テーマは『今、国鉄民営化について考える』。講師には、東海旅客鉄道株式会社相談役の須田 寛(すだ ひろし)氏をお招きし、国鉄からJRへの民営化の経緯や、国鉄時代の問題点など、現場の第一線で活躍されてきた氏ならではの貴重なお話を伺うことができました。「国鉄(日本国有鉄道)という名称は、なぜ株式会社や財団法人という名が付かなかったのか?」ということから、「経営三権といわれる設備投資・販売価格・労使関係のあり方」「国鉄からJRになって変わったこと」など、普段あまり表には出てこない話の数々に、参加学生は熱心に聞き入っていました。
講演後の質疑応答では、「民営化したことで従業員の意識にどのような変化があったか」「郵政民営化についてどう思うか」「就職活動を控えているが、魅力的な学生とはどのような学生か」といった様々な質問ひとつひとつに丁寧にお答えいただき、予定時間を1時間近くオーバーするほどの大盛況ぶりでした。

須田氏による講演
参加学生との質疑応答
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