11月9日（土）、名古屋市栄のオアシス21で開催された「名古屋市消費生活フェア2019」に現代マネジメント学部の東ゼミの２年生が出展しました。テーマは「エシカルマーケットⅡ」。「エシカル」とは倫理的、道徳的という意味で、人や社会や環境に配慮した商品を積極的に購入することを「エシカル消費」と呼び、これからの持続可能な時代に求められる消費行動として注目されています。東ゼミでは、名古屋市の「大学へのエシカル消費の普及啓発事業」を受託しており、昨年に引き続き、上記フェアにおいて環境配慮型商品やフェアトレード商品、被災地への寄付付き商品など、自分たちで見つけた様々なエシカル商品を展示したり、「消費者行動論B」の特別授業で学んだ星が丘テラスのエシカルな店舗などを積極的に紹介していました。
　このほかにも、東ゼミでは、名古屋市受託事業の一環として、中学生に対するエシカル消費普及の取り組みも行っています。今年は9月にゼミの３年生が、椙山女学園中学校１年7クラスの家庭科でエシカル消費に関する授業を行い、ワークショップ形式でエシカル消費について実践的に学ぶ機会を提供しました。
　これらの経験を通して学生たちは、エシカル消費の重要性をより深く認識するとともに、それを人に伝えることの難しさや意義を強く実感していました。名古屋市のエシカル消費の普及啓発事業には、他大学も取り組んでおり、今後、交流会を企画し、互いの成果を発表し、エシカル消費を一層普及するための施策を考えるグループワークなどを行うことが予定されています。