10月6日（火）、現代マネジメント学部の専門教育科目「日本経済論」（担当：植林 茂教授）で、前内閣府男女共同参画局長 池永肇恵氏をゲストスピーカーにお招きし、「女性活躍で日本経済は強くなる」と題した特別講義を行いました。
　池永氏は、1987年4月に経済企画庁（当時）入庁。厚生労働省などへの出向の後に、2016年1月から2018年7月まで滋賀県副知事、2018年7月から2020年8月まで内閣府男女共同参画局長を務められました。その幅広いご経験を踏まえて講義を行っていただきました。
　講義の内容は、女性活躍の重要性や男女共同参画（Gender Equality）の現状、女性活躍に関する法制度、今後の課題と世界の流れなどの説明のほか、学生の皆さんに知ってもらいたい男女間の暴力の問題にも及びました。
　最後に、池永氏はご自身の仕事を振り返って、迷ったときには「人の役に立つことか、人を幸せにするか、あるいは自分が楽しいか」を判断する。また、「人生に無駄な経験はない」ので、変化を楽しむ。「こんなことできない」から、「これならできる」へと考え方を転換することが大切とのメッセージを受講者に贈りました。