11月16日（月）、現代マネジメント学部の植林 茂ゼミの学生が、株式会社名古屋銀行本店（名古屋市中区）を訪れ、企業見学を行いました。この訪問は、金融論を学ぶ学生が理論だけでなく、実際の現場を訪れることで金融業界への理解を深める目的で企画され、3年生11名が参加しました。
　はじめに、同行人材開発部次長 清水 実様からご挨拶があり、続いて、同行人材開発部係長 服部沙由理様が銀行業務について説明。地域に密着した名古屋銀行の概要から銀行の三大業務である「預金」「貸出」「決済」のほか、同行が取り組んでいる女性活躍推進にも触れ、行内の第一子出産時の退職率はゼロであることなどが紹介されました。
　この後の本店営業部の見学では、普段は訪れることがない貸金庫にもご案内いただき、重厚な扉を前に学生は興味深く見入っていました。
　最後に、行員が紙幣の枚数を数える「札鑑」に縦読みと横読みの方法があり、模擬紙幣を用いて挑戦しました。
　質疑応答では、金融機関への就職をめざす学生から積極的な質問があり、銀行の仕事の魅力を知りました。学生は、第一線で活躍される行員の話を伺い、大学での学びが深まるとともに、将来の進路選択に向け意識を高めることができました。