7月20日（火）、現代マネジメント学部の専門教育科目「消費者行動論A」（担当：東珠実教授）において、カルビー株式会社（本社：東京都千代田区）西日本営業本部中部支店の方々を招き、特別講義を行いました。
　今回の特別講義では、営業支援課課長 長竹慶子氏ら4名の方から消費者行動に基づく商品戦略などについて学びました。
　はじめに、長竹氏が同社の主力商品であるスナックおよびシリアルの市場を取り巻く多様化する環境について概説。その後、さまざまな食シーンや食ラベルによって生活者の特徴を捉え、顧客ニーズに対応した商品戦略をどのように展開しているかについて、具体的に解説されました。また、2021年秋冬のマーケティングプランを題材に、コロナ禍で変化した食の環境や消費者のニーズに対し、同社がどのような仮説を立て、マーケティング活動に落とし込んでいるかについても言及されました。
　受講した学生たちは、身近な大手企業のマーケティングに大いに関心をもち、授業で学んだ消費者行動分析がどのように役立っているかについて、実践的な学びを深める機会となりました。