椙山女学園

お知らせ

[2008.12.15]第2回現代マネジメント研究会を開催しました

12月11日(木)、現代マネジメント学部「現代マネジメント研究D(政治)」(担当:佐々木賢治非常勤講師)の講義において、「第2回現代マネジメント研究会」を行いました。先週の第1回研究会に続いて行われた今回のテーマは『日本のエネルギー問題』。講師には、中部電力代表取締役副社長である宮池克人氏をお招きいたしました。最初に「マスメディアなどで『原子力は危険である』という認識を持たれがちであるが、昨今のエネルギー事情を理解したうえで、日本にとって原子力発電は不可欠か否かを、一人一人に考えていただきたい」という宮池氏からの呼びかけがあり、講演はスタート。エネルギー自給率や、エネルギー問題のキーワードである3E(安定供給性、経済性、環境性)のこと、原子力発電の「安全性」などについて説明があり、このエネルギー問題のキーワードである3E、温暖化ガス対策、コスト、エネルギー自給率の観点からも原子力発電の評価が高まっているとの主旨の話しでした。
その後の質疑応答では、パネリストの学生が「原子力発電と原子爆弾の違いは?」「事故が起こりうる可能性がある原子力発電所についてどう考えているか?」など、それぞれが原子力発電について普段疑問に思っていることなどを率直に質問していました。予定時間終了後も質問タイムをとっていただき、学生にとって昨今の日本のエネルギー事情や環境問題について理解し、自分なりの意見を考えるきっかけとなったようです。

宮池克人氏
研究会の様子
パネリストの学生による質問
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