10月21日（水）、現代マネジメント学部が税理士職業セミナーを開催しました。
　現代マネジメント学部では今年度より名古屋税理士会有志および名古屋青年税理士連盟有志との連携授業を開始し、浪花健三教授（租税法）を中心に学生の税理士資格取得への支援充実を図っています。今回はその一環として若手税理士の方々に税理士の生活や資格取得までの道のりなどを語っていただき、実情を知ることで学生たちに税理士の道も考えて欲しいと企画。名古屋青年税理士連盟のご協力を得て実現しました。
　セミナーでは税理士の仕事内容や税理士試験の概要について説明したのち、女性3名を含む若手税理士4名のパネルディスカッションを実施。個人で独立している税理士と税理士法人勤務の税理士、また男性と女性、そして父親と母親としてなど様々の立場の視点から税理士の魅力や苦労、収入面などリアルな税理士の姿を語っていただきました。ディスカッションの中では税理士が独立という手段で子育てなど女性の忙しい生活スタイルに対応できる生活面でのメリットや、女性の起業が増えている現在、女性経営者が相談し易い同性の専門家が求められている社会面でのニーズなど女性にとっての税理士の魅力が多く語られ、学生たちは熱心に聞き入っていました。
　セミナー後には、「卒業後も視野に入れて税理士試験突破を考える場合、どのような就職先が良いのか」「独立するタイミングはいつが良いのか」など学生たちから質問が相次ぎ、充実した職業セミナーとなりました。