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現代マネジメント学部 星野ゼミと日進市による公表財務書類の改善のための連携プロジェクトが進行中

現代マネジメント学部 星野ゼミと日進市による公表財務書類の改善のための連携プロジェクトが進行中

2015.12.04

 現代マネジメント学部 星野優太教授の3年生のゼミと日進市との連携プロジェクト「分かりやすい財政状況の公表を目指して」が10月から実施されています。
 このプロジェクトの目的は「地方自治体が作成している財務書類の公表資料の改善」です。現在、各自治体は総務省より統一した基準による財務書類の作成を求められており、その中でより住民の目線に立った情報提供が必要になってきています。こうした現状の中、若い世代の視点や発想で分かり易く日進市の財政状況を伝えるため、星野ゼミと日進市が連携し、市の財務書類の公表内容の改善に取り組んでいます。
プロジェクトは10月にスタート。まず、学生たちは日進市役所を訪れ、プロジェクト概要を伺ったのち、日進市の財務書類のレクチャーを受けました。同時に市政の現状、課題などを理解するために施設などを見学しました。
 11月19日(木)には現在の公表資料の課題整理と今後の改善策の検討のため、日進市の担当者の方にゼミにお越しいただき、来年度より愛知県庁で働くことが決まった現代マネジメント研究科の院生も特別参加して、学生たちが現状の課題や改善提案の発表を行いました。発表では「市民にとって" 赤字がどれだけあるか "" 借金(市債)の返済見込み "など、今の自分たちの将来に関わってくる内容は特に関心が高く、わかりやすくするポイントなのでは?」「現在の公表資料は専門用語が多く、グラフ、数字が見にくい。小学校の教科書のように簡潔に表現されていることが理想」「比較画像など過去と現在の変化がわかりやすくしたらどうか」などが提案され、発表を受けた市の担当者の方も「今までに考えたことがない視点です」などと高く評価をされました。その後、提案をもとにディスカッションが行われ、今後の方向性について話し合いを行いました。
 同プロジェクトでは今回の話し合いをもとに、星野ゼミとしての提案書を作成。その後、提案の公表書類への反映を行い、最終的に市の職員の方を交えて報告会を実施する計画です。