2016.03.18
クミアイ化学工業株式会社主催の『第4回学生懸賞論文』において現代マネジメント学部2年生の熊澤有里さんが優秀賞を受賞しました。
『第4回学生懸賞論文』では「日本の農業の未来 ─魅力ある農業の創造─」をテーマに農業の発展を考えるもので、熊澤さんは「食料自給率向上のための農産物輸出促進策―リトルキョートと新嘗祭による和食と食材の普及―」というタイトルで、食料自給率を高めるためには規模の経済性の追求のための輸出促進が不可欠であり、輸出振興策として和食と食材の普及の拠点となるリトルキョートを世界各地に整備し、日本食を伝えるイベントである新嘗祭の開催を提案しました。
論文では昨年７月に行った星ヶ丘三越の調査などで学んだ日本の農産物の優れた品質や安全性、効果的な販売方法を踏まえて、海外で充分に競争力を有するものであることを示しました。
論文は農産物の輸出額が増加する中でより一層の海外展開の方策を具体的に提言したことは今後の農業の成長の可能性を示したものとして高く評価されました。
