6月17日（金）、現代マネジメント学部開講の「人間論」（担当：石井圭介准教授）において、株式会社イシカワ代表取締役の石川美智代氏をゲストスピーカーにお招きし、特別講義を行いました。
　この講義は、石川氏の経験した「事業継承」「企業経営」などについての理解を深めると同時に、女性の「ライフプラン」や「キャリアアップ」について考えることを目的としています。
　石川氏は、日本の企業に勤務した後、渡米し、アメリカの短大に入学。卒業後、約20年間、アメリカの航空会社3社で、キャビンアテンダントとして勤務。現在は、両親が創業した金属加工の専業会社を引き継いでいます。
　講義で、石川氏は、アメリカでの学生生活やキャビンアテンダント時代に学んだ日米の文化の違いや、女性としてのリーダーシップの大切さについて説明。また、キャビンアテンダントとかけ離れた金属加工会社を突然引き継ぐことになり、会社経営に苦労したことや理想の職業探しの事例を使って、今後、ビジネスを展開する展望を語って下さいました。
　最後に、「夢を描くことは大切です。自分がワクワクするものに敏感になりましょう。また、自分を正しく大切にすると、なぜだか人から大切にされるようになりますよ。自分から積極的にコミュニケーションをとることを心掛けましょう。」と学生たちに呼びかけました。