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現代マネジメント学部水野英雄准教授が高等学校の商業科教員にアクティブ・ラーニングの研修を行いました

現代マネジメント学部水野英雄准教授が高等学校の商業科教員にアクティブ・ラーニングの研修を行いました

2016.09.01

 8月5日(金)、現代マネジメント学部水野英雄准教授による高等学校の商業科教員向けのアクティブ・ラーニングの実践のための研修を本学のキャリア育成センターのキャリア教育推進ルーム(注1)で行いました。
 この研修は愛知県総合教育センターの主催で愛知県立高校の商業科教員26名が参加し、アクティブ・ラーニングの理論とその方法を習得することで、普段の授業における教材の活用や生徒の主体的学習を促す指導力の向上を図ることを目的に実施しました。
 研修では、はじめに水野准教授がアクティブ・ラーニングの定義と具体例について説明。その後は、「株式投資ゲーム」を用いて経済の出来事に基づいて株価がどのように変化するかを株式投資の模擬体験をしながら学びました。また、オープンノート(注2)を用いた「売れるモノを考えよう」や起業家教育の教材である「株式会社をつくろう」の実践を通じて、「誰に、何を、いくらで売るのか」を明確にして具体的な商品を企画する方法や、その指導のための留意点について学びました。
参加した教員はアクティブ・ラーニングについて「楽しく学習でき、授業で積極的にとり入れていきたい」「実施しにくいと考えていたが、良い教材も多く授業で実践しやすいことがよくわかった」と話していました。
 文部科学省が掲げる学習指導要領の改訂でも、今後、アクティブ・ラーニングが積極的に導入される方向であり、本学で進めているアクティブ・ラーニングを高等学校の現場に伝えるよい機会となりました。

注1)キャリア教育推進ルームは目的に合わせて自由にレイアウトを変更できる、「アクティブ・ラーニング・スタジオ型」の教室で、ICT機器等を活用したアクティブ・ラーニングを行うことができます。

注2)オープンノートは電子ペンで紙に書いた内容をプロジェクターにて投影する機器で、多人数の考えを同時にかつリアルタイムに反映することで、ディスカッションを活発にすることができます。