2月28日（火）～3月1日（土）、現代マネジメント学科の中本龍一講師のゼミ2年生17名が、輔仁大学を訪問しました。
　このゼミでは、経営戦略や経営組織について学んでおり、日本人観光客の行動を聖地巡礼行動から分析することを目的として、観光資源の開発に急いでいる台湾を訪問しました。
　今回の台湾訪問では、聖地巡礼から見る台湾の観光のポテンシャルをテーマに、台湾の観光政策と日本人観光客の行動調査を実施。観光学において、聖地巡礼という観光行動パターンが注目され、観光資源の少ない地方や小さな国にとって、観光資源を事後的に生み出すための有効的な仕組みを学びました。
　また、最終日には、輔仁大学外国語学部日本語学科・大学院での講義「日本の産業発展」の中で、輔仁大学の学生たちを前に、中本ゼミの学生らが、「日本の観光産業の育成と地方創生」、「日本の食品ビジネスの海外進出」についてまとめたものを発表。その後、現地の学生らと台北市内などを見学し、交流を深めました。
　参加した学生は、「台湾への日本企業の進出が予想以上に多く、また現地に溶け込んでいて、驚いた」と話し、地方創生と観光産業の育成について、理解を深める訪問となりました。