椙山女学園

お知らせ

[2009.11.19]尾張旭市の生涯学習講座講師として本学の冨田和子助手が登壇!

11月18日(水)、本学現代マネジメント部の冨田和子助手が、愛知県尾張旭市の中央公民館で行われている同市の生涯学習講座「尾張旭市長寿学園」の講師として登壇しました。
テーマは「尾張狂俳について」。「狂俳(きょうはい)」とは、全国的に有名な「五・七・五」の十七音の俳句や川柳とは別に、字数無制限の季題・人事題・言葉題に、句末を終止形止めにした十二音の付句をするもの(句例:荒磯の月 春の夜のさま見に出たり)。
この狂俳は、江戸時代に京都から伝播した短詩形文芸に、東海地方の人々が改良を加え、江戸時代末期から盛んになったそうです。当日は、学習意欲旺盛な約40名の方々が参加され、知る人ぞ知る、この地方特有の短詩形文芸について熱心に聞き入っていらっしゃいました。
配付された資料の中には、いろいろな狂俳も紹介され、中にはこの地域独特の方言が使われているものもあり、狂俳についての親しみやすさが印象的な講座でした。

講座の様子
講座の様子
受講生の質問に答える冨田講師

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