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現代マネジメント学部で特別講義「JICAボランティアセミナー~国際協力というシゴト~」を開催しました

現代マネジメント学部で特別講義「JICAボランティアセミナー~国際協力というシゴト~」を開催しました

2017.04.18

 4月11日(火)、現代マネジメント学部のオムニバス形式の科目「現代マネジメント実務研究C(国際社会)」において、本学の生活科学部生活環境デザイン学科出身で元青年海外協力隊員の清夕香子氏と、JICA中部ボランティア事業担当で自らも医療機器分野の隊員を務めた浅井恵美子氏を講師に特別講義「JICAボランティアセミナー~国際協力というシゴト~」を行いました。
 この講義は日本の国際貢献について実際の活動を通じて学ぶことや国際社会で活躍する人材になるためのキャリア形成が目的です。
 はじめに浅井氏がODA(政府開発援助)とJICAの青年海外協力隊の概要について説明し、次いで2015年1月から約2年間、青年海外協力隊員として中米のホンジュラスのレンピーラ県グラシアス市で家政・生活改善の業務に従事していた清氏から活動の実例について解説しました。清氏は青年海外協力隊に応募した動機、日本との国交80年を迎えたホンジュラスの国情や国民の生活スタイルなどについても説明し、隊員としてラモン・ロサ技術中高校の中学校部門の家政科の授業改善に取り組み、文化や価値観の相違がある中で、信念を持って取り組むことで状況を改善した体験を交えて、説明しました。青年海外協力隊で学んだこととして、学生らに、①外国人であっても同じ「人間」として理解し合う、②自己管理・体調管理の大切さ、③コツコツと継続することで成果を得るというアドバイスをいただきました。
 受講した学生は、普段なかなか伝わってこない途上国での実体験を聞くことで、自分の今後の活動の場としての海外に目を向け、意識したり、「何をすべきか、ではなく、何をしたいか。」「正しい道を選ぶのではなく、選んだ道が正しい。」「やらないで後悔するより、やって後悔した方がよい。」という力強い先輩の言葉に感動した様子で、自分の将来のキャリアを考える有意義な機会となりました。