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現代マネジメント学科の学生が株式会社サンゲツを訪問。企業のトップの方から直接お話を伺いました

現代マネジメント学科の学生が株式会社サンゲツを訪問。企業のトップの方から直接お話を伺いました

2017.07.24

 7月13日(木)、現代マネジメント学科の星野優太ゼミの学生が、インテリア業界最大手の株式会社サンゲツ(名古屋市西区)を訪問しました。
 今回の学外授業の目的は、企業のCSR(企業の社会的責任)活動やIR(投資家向け広報)活動、海外の事業展開に伴って発生する問題点などを理解することです。これまで星野ゼミでは、アクティブラーニングを実践し、ワークショップをはじめ、企業と連携したさまざまなプロジェクトを実施してきました。今回の訪問は、5月13日(土)に続く2回目で、企業のトップに直接お話を伺うことを通じて、マネジメントの実際を学ぼうと、3年生9名が参加しました。
 企業を訪問するにあたり、学生たちは、事前にしっかり議論して質問事項を準備。当日は、株式会社サンゲツの取締役・執行役員である伊藤研治氏と広報IR課の担当課長である溝部順氏が、その質問項目に答えながらお話くださいました。学生たちは、CSR活動において力を入れている取り組みは何か、それに関連して、海外の事業展開についてどのような展望を持っているのか等、具体的な10個の質問を投げかけました。伊藤氏は、最近、買収した北米の事例を挙げながら、どんな事業でも海外に成長の余地があることを強調しつつ、海外市場の重要性について触れ、今後は、語学力に加え、自社ビジネスをしっかりと理解したグローバル人材の育成が大切だと語られました。その他、従業員の男女比や育児制度についてなど、社内の実情など貴重なお話をされました。
 参加したゼミ生たちは、伊藤氏と溝部氏の話に興味深く聞き入り、積極的に質問をするなど、貴重な時間を過ごしました。あるゼミ生は、「国内市場だけでは企業の発展は難しいとの認識で、海外展開に力を入れようとしていることを知ることができました。各国の文化の違いに配慮しつつも、日本らしいデザインや機能性の優れたサンゲツの商品を、今後どのように海外市場で展開していくのか楽しみです」と感想を述べました。星野教授は、「名古屋を代表する企業の一つのトップから、CSRや最新の買収事例など、ビビッドな話を伺うという得難い経験をした学生たちに、それを今後の学習に活かしてほしい」と期待を寄せていました。