現代マネジメント学部 東珠実教授の消費者行動論ゼミ（3年生）が進める名古屋みやげを開発する産学連携プロジェクトが、いよいよ試作段階に入っています。
　このプロジェクトは、商品開発のプロセスを実践的に学ぶことを目的に、全国各地の特産品や土産品の企画販売を手がける株式会社スマイル－リンク（愛知県豊橋市）と新たな名古屋みやげを開発することを目的に、昨年10月から進められています。
　4月26日（木）の打ち合わせでは、2月に報告された学生らによるアンケート調査の結果をもとに、同社が2種類の商品を提案。学生らが試食と意見交換を行いました。今回提案された商品はアンケート調査から見えてきた「チョコレート味」という売れ筋と同社が現在注目する市場で競合とする商品が存在しないという点から導き出された、軽い食感が特徴のクッキーと濃厚な味わいのケーキ。学生らはそれぞれを試食しながら、味、見た目、ボリューム、値段などを吟味し、改善点などを話し合いました。
　同プロジェクトでは、学生がパッケージデザインについても市場調査の結果報告を行っており、今後、商品とともにパッケージデザインについても打ち合わせを重ね、商品化に向けて作業を進めます。