6月1日（金）、現代マネジメント学部の植林茂ゼミの学生が、株式会社名古屋銀行本店（名古屋市中区）を訪れ、企業見学を行いました。この訪問は、金融論を学ぶ学生が理論だけでなく、実際の現場を訪れることで金融業界への理解を深める目的で企画され、2年生6名、3年生16名が参加しました。
　見学では、同行人材開発部 服部沙由理様から、地域に密着した経営を進める同行の概要や業務内容の説明がありました。フィンテックをはじめとする金融業界の新たな動向や、低金利時代に顧客資産を増やすためには様々な金融商品の提案が重要であること、そのためにも顧客の課題へ積極的に関わっていくことの大切さを強調しました。また、ＣＳ（顧客満足Customer Satisfaction）を高めるためにはＥＳ（従業員満足Employee Satisfaction）も大切であり、その一環として取り組んでいる女性活躍推進の内容についての紹介がありました。
このほか、本店営業部の見学では、人材開発部 加藤正志様からテラーと呼ばれる窓口業務をはじめ、為替や融資など様々な業務の説明のほか、普段は訪れることがない貸金庫にもご案内いただきました。
　質疑応答では、金融機関への就職を目指す学生より積極的な質問があり、対応いただいた行員から「金融機関で働くために、行員は資格取得など勉強が必要だが、常に自己研鑽できる」とこの業界で働く魅力が答えられました。