キャリアモデル

<企業経営専攻>

企業マネジメント、金融・会計のプロフェッショナルをめざす。

企業分野

最適な資産運用方法をアドバイスするファイナンシャル・プランナー(FP)。お金の流れを的確に把握する公認会計士や税理士。本学科では、これらの資格取得に必要な知識を修得できます。また、企業におけるマネジメントを総合的に理解するため、経営やマーケティング、情報処理などの科目をバランスよく学び、企業での実務に役立つ知識・技術を身につけます。

チームで取り組む学びの中で
確かな成長と新しい可能性を実感。

1年次で学部主催のビジネスプラン・コンテストに出場。専門知識はまだ身についていなかったので、経営の先生の助けを借りながらの挑戦でした。結果は思いがけず3位入賞。1年次チームの入賞は珍しく、その後の学びに自信を持って取り組めるようになりました。椙山の充実した教育環境と、さまざまなアドバイスをくれた先生の柔軟な対応に感謝しています。学科の学びは、実践的なプロジェクトにチームで取り組むスタイル。目の前に課題があると、すぐに解決せずにいられない性格の私に、新しい可能性を示してくれました。コロナ禍での就職活動はオンラインが中心。OGに話を聞くことでその会社の雰囲気を掴み、見極めることができました。また、キャリア育成センターに通い、面談を受ける中で自分の考えをまとめられたことが成功につながったと思います。私の強みは、課題解決力。将来はその強みを生かし、積極的に行動し、周りから信頼されるようになりたいと思っています。

自動車部品メーカー
2021年度卒

実践的な学びで得た多彩な経験が
自分自身の成長と自信につながりました。

企業や自治体と関わりながら実践的に学べるのが、現代マネジメント学科。ゼミではWebで記事を書いたり、お土産商品の販促など多彩な経験ができ、自分自身の成長と自信につながりました。コロナ禍での就職活動は、企業が採用を中止したり、面接をオンラインに切り替えるなどさまざまな対応を迫られましたが、先生や友人と相談しながら乗り越えました。特に面接に不安を感じていましたが、キャリア育成センターによる電話やオンラインでの面接練習を繰り返すことで克服。高校の部活動や大学のゼミを通して得た「周りを巻き込み目標を達成する」という自分の強みを、自分の言葉で伝えられたと思います。

自動車メーカー
2020年度卒

実践的な知識とスキルで
よりよい職場環境を作り出し
人の役に立つ喜びを実感

職場の環境を整え、従業員の負担を減らすことが私の仕事。例えば以前、複雑化する業務工程を標準化するための統一マニュアルを作成して部内で提案したことがありました。それが評価され、多くのメンバーから感謝の言葉をもらい、人の役に立つ喜びを実感。業務を行う上で、上司から教えられた「メンバー全員がお客さま」という考え方を常に意識しています。これは、現代マネジメント学科の学びの中で培った顧客価値をイメージしながら、相手のために行動する姿勢に共通すると感じています。
仕事ではWordやExcel、PowerPointなどを駆使しますが、椙山にはパソコンや実用的なIT技術を使いこなすための授業があり、そこで身に付けた技術が日々の業務を支えています。授業では、プレゼンテーションの機会も多く、入社後の研修で発表を任されたときも抵抗なく行うことができました。また、マーケティングのゼミでは複合商業施設と提携し、顧客の実態調査を行うなど現場を体感しました。実際に企業が提供する価値と顧客ニーズを分析し、求められるサービスやイベントを企画・提案。初めての経験でしたが、とても価値のある取り組みとなりました。学科では経営・経済・法・政治をバランスよく学修でき、学びを重ねるにつれ専門性を高められるカリキュラムとなっています。今後も4年間で身に付けた実践的な知識を活用し、さらに多くの感謝の言葉をもらえるように努めていきたいと思います。

部品メーカー
2019年度卒

自己分析で見つけた自分の強みが企業へのアピールポイントに。

就職活動をするにあたり、まずキャリア支援課に通い自己分析を徹底的に行いました。その結果、「目標に向けて頑張る」という自分の強みを発見。さらに、エントリーシートの添削や面接の練習など、キャリア支援課でのサポートはとても心強く感じました。本番の面接では、高校の吹奏楽部で目標としていた全国大会出場を果たしたことなど、自分の強みを積極的にアピールできたと思います。学科の学びでは産学連携プロジェクトでの経験が役立ちました。プロジェクトの内容は実践的で、面接でも共感を得られたと思います。また、実際の企業の方との関わりが、社会人としての将来をイメージしやすくしてくれました。

サービス
2019年度卒

女性が社会で活躍する。その力が自然に身に付く場所。

百貨店に勤務し、紳士雑貨の接客販売や商品発注などを担当しています。イベントスペースでお客さまに直接商品をとっていただく機会を増やし、ファンの拡大に努めることも仕事のひとつ。そこでは経営分野の授業で身に付けた企画力が役立っています。お探しの商品やこだわりはお客さまによって異なるため、接客ではさりげない会話からヒントを探して最善のご提案をし、お買い物が特別な体験になるよう心がけています。そしてお帰りの際、来店時よりさらに笑顔になっていただけることをめざしています。
大学時代で忘れられない思い出は、ビジネスプラン・コンテストへの挑戦です。地域活性化をテーマに、愛知県豊橋市のエディブルフラワー(食用花)を使ったスイーツを提案しました。半年がかりでプランを練り上げ最優秀賞を受賞。商品の差別化やマーケティング戦略、資金計画など、大学で学修した知識が発揮できた瞬間でした。椙山は女性が社会で活躍するための基礎的な能力を身に付けることができる場所です。自由に、かつ主体的に取り組める環境の中で、講義やゼミのプレゼンテーションを通して「前に踏み出す力・考え抜く力・チームで働く力」が自然と備わりました。また、大手企業で働く卒業生や外部講師から話を聞く機会も多く、企業と連携したプロジェクトも充実しています。それらすべてが視野を広げるきっかけとなり、現在の自分へつながっています。

百貨店
2018年度卒

普段の学びで身についた洞察力、
伝達力を面接で発揮できました。

経営・経済・法律の社会科学分野を幅広く学ぶことで、将来の可能性を広げられると考え、現代マネジメント学科を選択しました。実際、学科の学びを通して、物事を多角的に捉え考える習慣が身につきました。また、ゼミ活動の一環としてディベート大会に出場。その経験が人に思いを伝える力の向上につながりました。こうした普段の学びを通して身につけた洞察力や伝達力を、就職試験の面接で発揮することができました。また、大学が提供する「筆記試験対策Web講座」も活用し、配信される練習問題や模擬テストに取り組んだことで、企業のSPI試験は無理なく通過。志望していた金融業界への就職につなげることができました。

金融
2018年度卒

経営や経済の幅広い知識が、
お客さまの喜ぶ提案と成果につながっています。

経営や経済について幅広く学べることが、現代マネジメント学科を選んだ理由です。まだ漠然としていた将来像を明確にするために多くの学びにふれ、知識を増やそうと考えました。実際に大学では、知識が増えるのに合わせて視野も広がり、現在の仕事につながる保険や金融の社会的な価値に気付くことができました。また、現代マネジメント学科の多様な学びの中には、将来の働き方や生き方を考える授業もあり、それが就職活動中の会社選びの指針になりました。私は現在、保険会社に勤務し、主に代理店に対する営業サポートや新規代理店の開拓を行っています。この会社に出会えたのも、大学の幅広い学びでの気付きがあったから。また、保険商品の提案には景気の動向や税金、金融政策、企業財務など幅広い知識が求められ、大学時代に身に付けた知識を活用しています。
私の直接のお客さまは、保険商品を扱う代理店です。それぞれに個性があり、商品のニーズや営業の方法にも違いがあります。私は日々、代理店ごとに最適な指導プランを考え、提案しています。やりがいを感じるのは、私の提案が採用され、結果につながったとき。「杉田さんが担当でよかった」と言われたときには、達成感と喜びで胸がいっぱいになりました。これからも誠実さとスピード感を大切にし、やりがいを増やしていこうと思います。

保険会社
2017年度卒

4年間の学びと経験が、
理想の会社、やりがいある仕事に近づけてくれました。

家族の勧めもあり、大学生活や就職への安心感から椙山に入学。また、現代マネジメント学科なら、幅広い学びの中で将来につながるものが見つけられると考えました。入学後は、簿記論や経済学など、ビジネスの基礎知識を身に付ける一方、国際経営論のゼミで企業を見る目を養いました。また、講義をきっかけに知った「有松絞りのPR活動」にも参加。TVやトークショーでのPR活動を通して人とのつながりを広げ、行動力を身に付けました。就職を意識したのは3年次の秋、自動車業界に憧れ、ゼミで培った分析力を生かして企業研究をスタート。先生には授業外でも相談にのっていただき、キャリア支援課にも毎日通いました。最終的に就職を決めたのは自動車内装部品のトータルサプライヤー。現在、海外事業の資金管理を行う部署に所属し、主に海外出向者の経費管理を担っています。当初はお金を扱う仕事にプレッシャーを感じましたが、今は会社を正しい方向へ導く仕事だと気付き、やりがいを感じるように。また、入社2年目でプロジェクトリーダーを任せてもらえるなど、若手社員でも意見を出しやすい環境はモチベーションアップにもつながります。そんな理想の会社に出会えたのも大学での学びと経験、そしてどんな相談にも気軽に応じてくださった先生やキャリア支援課の方々のおかげです。

部品メーカー
2016年度卒

銀行総合職としてキャリアをスタート。将来は管理職をめざします。

将来を考え、就職率の高さが魅力で椙山の現代マネジメント学科に進学を決めました。就職活動で特に役立ったのは、学内での業界研究セミナーや企業説明会。それまで知らなかった数多くの優良企業についての情報を得ることができ視野が広がり、進路の選択肢を増やすことができました。就職試験の面接では、「女性の活躍」というゼミ研究テーマがどの企業からも関心をいただき、アピール材料になりました。そこで自身の意見をしっかり発言できたことが、評価につながりました。4月から銀行総合職としてキャリアをスタートさせます。今後は、職場で頼りにされる存在になれるよう努力を続け、将来的には管理職をめざしたいです。

銀行
2017年度卒

企業とのコラボレーションで実際のビジネスを早くから体験し、将来ビジョンが明確になりました。

もともと経営や政治分野に興味があり、大学で幅広く知識を深めれば就職にも役に立つのではないかと考えたことが現代マネジメント学部に入学するきっかけでした。現在は総合飲料メーカーの営業部に所属し、お客様である量販店に向けて新商品の紹介や売り方の提案などを行っています。現代マネジメント学部で経済・経営の分野を学んだことは、地域性に応じた商品展開のプランニングや、それに向けた情報収集に生きています。また、「消費者行動」をテーマとするゼミで学んだことも貴重な財産です。ゼミでは、さまざまな企業とのコラボレーションによるプロジェクトを実施。新しいスイーツの企画から販売までを行ったり、就職に役立つメイク講座を開催したりと、学生時代に実際のビジネスを体験することができたおかげで、社会人としてどのような仕事をしていきたいのかを明確化することができました。
仕事でやりがいを感じるのは、自分が提案したプランが採用されて量販店の売り場に展開されたとき。そして、店頭で商品を手に取ったお客様が「おいしかった」と声をかけてくださることが、大きなモチベーションになっています。営業の仕事を通して多くの人と関わることが増え、社会では人と人のつながりが欠かせないと感じる毎日です。少しでも多くの方々にお茶を飲んで笑顔になっていただくことを目標に、今後もお客さまの声に耳を傾けながら、自分にしかできない営業ができるよう先輩方の姿を見て勉強していきます。

飲料メーカー
2016年度卒

リスクに備える保険商品を通して人と社会のお役に立ちながら自分らしく向上し続けます。

経営学に興味を持ち、現代マネジメント学部に進学。ゼミでは、企業との共同プロジェクトなど実践的な学びに魅力を覚えました。ゼミ活動の一環として商品企画から販売までを体験し、消費者ニーズをカタチにする難しさや、自分たちで創り上げた商品を手に取っていただける達成感を味わいました。就職に際しては大学の手厚い就職サポートを受け、インターンシップ体験などを経て今の会社へ。営業部門に所属しており、自動車ディーラーを訪問して自動車保険の商品に関する勉強会を行ったり、契約に結びつきそうなお客さまの確認業務などを担当しています。
保険という商品は「万一の備え」として必要なものです。ライフプランの中で起こりうる潜在的なリスクの洗い出しという考え方は、大学で学んだ「生活設計論」と直に結びついています。また、現代マネジメント学部の授業でよく耳にした「女性が必要とされる時代である」という言葉は、社会の一員として働く今、リアルに実感する毎日。女性のライフスタイルが多様化する中で、埋もれることなく芯をしっかりと持ち課題に立ち向う姿勢には、現代マネジメント学部で学んだ数々が影響しています。
仕事の中でお客さまからのお問い合わせに迅速に対応でき、「ありがとう」「助かったよ」という言葉をいただけるときが、私にとってやりがいを感じる瞬間。今後も周囲との信頼関係を築き、感謝と向上心を忘れず仕事に挑み続けたいです。

保険会社
2016年度卒

<公共政策専攻>

公務員として、地域に貢献。

地域・公共分野

これからの時代に求められる公務員のあり方について、メディア等で多くの議論が交わされる中、高い問題解決能力を備えた公務員への期待がますます高まっています。本学科では「行政法」など、公務員になる上で欠かすことのできない知識を得られるほか、実際に公務員になった後にも役立つ幅広い知識や考え方を身につけることができます。

法律や経営など幅広く修得し、
妥協のない理想的な就職を実現。

志望先を公務員に絞ることにしたのが、公務員試験までわずか1ヵ月というタイミングでした。中途半端に妥協するより、理想の就職を叶えたい思いからの決断でした。合格することができたのは、学科の学びで法律などの専門知識を幅広く修得していたからだと思います。先生が私の決断を否定せず、受け入れてくれたことも精神的な支えとなりました。面接官が全員現役の警察官という面接試験。嘘やごまかしを言ってもすぐに見抜かれてしまうと思い、とにかく正直に自分の考えを伝えることを心がけました。嘘のない言葉は自然に自信を持った積極的な意見となり、いまの結果に結びついたと思います。入庁後は警察学校で訓練と実習の毎日。私は国際関係学でイスラム文化に触れ、「自分の常識が常に当てはまるとは限らない」ことを学びました。これから挑む警察の世界でも多様性を尊重し、女性や社会的弱者への偏見を払拭していくことが目標です。

三重県警察
2021年度卒

学びの領域に比例し、将来の選択肢も幅広い。
多様な価値観に触れながら自分の方向性が見出せました。

名古屋市の天白区役所で総務課に所属し、主に統計と選挙に携わっています。さまざまな政策の基礎となる統計調査を行うほか、5年に1度の国勢調査も私たちの仕事。また、若者の選挙投票率増加をめざして、小・中・高校での出前トークや選挙啓発イベントを開催することもあります。
私が現代マネジメント学科に入学を決めたのは、社会全体を幅広く学び、その中で自分に合う将来を見つけられると感じたから。民法や哲学をはじめ、キャリアや国際関係など、広い視点で社会を捉える学びを通し多様な価値観に触れ、未知の世界を知り、将来の選択肢が広がりました。そして何より、「やりたい、やってみたいと思ったことは、まず挑戦してみればいい」という先生からの言葉は、漠然と描いていた“公務員になりたい”という思いを、目標に変えてくれました。私の実力では無理だと思っていた公務員試験。でも、“挑戦するんだ”と心に決めてから、授業以外の時間を公務員試験対策にあて、空き教室や図書館でひたすら勉強。試験科目のわからないところは専門科目の先生に教えていただき、履歴書作成や面接対策はキャリア育成センターからのアドバイスに支えられました。
現代マネジメント学科は、学ぶ領域に比例して将来の選択肢も幅広く、自分の方向性を見出せたときには舵を切ってやりたいことに集中できる場所。目標に向け突き進んだ椙山での経験は、いまの私の基盤になっています。

市役所
2019年度卒

鉄道事業を支えるプロとして使命感を持って働きたい。

就職活動中に特に役立ったのは、内定者報告会。内定を決めた先輩方から試験の内容や対策法など、それぞれの体験談を早い時期に聞けたことで、就職への意識を高めることができました。進路を鉄道会社に絞ってからは、同じ業界に就職した先輩に相談に乗っていただき、企業研究も念入りに行いました。面接が上手くいかず落ち込んだときには、ゼミの先生が親身になってアドバイスをくださり、とても心強かったです。そして、何よりも共にがんばる友人が大きな支えに。悩みを共有することで不安が自信に変わり、志望する鉄道会社の内定を獲得することができました。今後は、お客様の命を預かり日々の生活を守る使命感をもって仕事に取り組みたいです。

鉄道会社
2016年度卒

番組づくりの実習を通して、社会に事実を伝えるマスメディアの重要性を痛感しました。

マスメディアに興味があり、放送局並みのスタジオや編集機材を揃えたメディア情報学科に。ここで私が挑戦したかったのは「番組制作」。動物園取材などの課題を通じて企画から撮影、編集、コメント入れまでトータルに体験。知識や技術はもちろん、チーム力やコミュニケーション力などの観点から自らの成長を実感できました。東日本大震災の復興ドキュメンタリーを手掛けた際には、宮城県で現状を目の当たりにしたことで、これを社会に伝えるメディアの責任や重要性を痛感しました。就職面接では東北で感じた強い思いについて述べました。今後は公共放送を通じて、地元の人たちの暮らしに根差した情報の発信や、楽しめる番組づくりに力を尽くしていきます。

日本放送協会(NHK)
2014年度卒

大学の授業が公務員試験に役立ちました。

「市民と経済」「都市経済論」「財政学」など大学の授業内容が、公務員試験の政治・経済の分野でよく出題されたので、授業をきちんと受けることが大切です。私は、公務員試験と合わせて、2級FP技能士やAFP、宅建などの資格も取得しました。資格に挑戦することで、自分の視野を広げることができるのでおすすめです。家族や友人、先生のサポートがあったこと、あきらめず根気よく勉強したことが良い結果につながりました。

東海市役所
2級FP技能士/AFP/宅地建物取引主任者
2011年度卒

椙山女学園大学・大学院高等学校中学校小学校幼稚園椙山こども園保育園
Copyright 2024 Sugiyama Jogakuen