1.就職活動を始めるにあたって (1)就職に対する認識をしっかり持つ 就職活動を始めるにあたって、「自分はどんな人生を送りたいのか」「何の為に就職するのか」について、まず考えてみましょう。同時に、「自分はどんな人間なのか」「どんな職業に適しているのか」など、自己理解をしっかりすることが大切です。その上で、自分の希望する企業について、就職情報誌など各種資料を活用し、積極的に情報収集していきましょう。 (2)自己分析をする 自己分析とは、今一度現実的に自分を見つめなおすということです。「過去」の自分を振り返り、「現在」の自分を見つめ「未来」の自分を思い描くことです。自分に適した職業を選ぶためこそ、「自分自身を知る、正しく認識する」ことは必要不可欠です。
(3)企業研究をする 志望企業の選択の段階になってくると、どんな業種・職種を選ぶか、その他自分の重視するポイントをどういった点に置くのかが重要な問題となってきます。ここで何よりも重視していただきたいのが、自己分析を元に企業選択を行なっているかどうか。自分の将来に目標を持ち、自分の適性を考え、頑固とした信念を持って自分の方向性を決めていくことです。企業選択の方法は、大きく分けて2つのパターンで行なわれます。業種から企業を選択する方法と、職種から企業を選択する方法です。 2.就職のための具体的準備と手続き (1)進路登録カードの提出 進路ガイダンスで配布された進路登録カードは、内容を綿密に検討し、記入事項をよく点検して、指定期日までにキャリアサポート室に提出しましょう。一般企業への就職に限らず、公務員、教員、進学希望者はもちろん、進路についてまだ迷っているという人も、卒業予定者は全員必ず提出しましょう。未登録者には就職先を紹介してもらえませんので、くれぐれもご注意ください。(2)資料請求 1.資料請求の意味資料請求とは、ハガキ・封書にて企業に資料(会社案内など)送付を依頼することです。もともと資料請求とは、企業研究の段階で、志望する企業の詳しい情報を知り、内容を確かめる材料を確保する手段のひとつでした。最近では、資料請求をしておかないと、セミナー参加や応募ができないといった企業もありますので、ここぞといった企業には必ず資料請求しておくことです。 2.資料請求の方法 資料請求は、ある程度「自己分析」「企業研究」をした段階で、年明け位から遅くとも3月末までを目処に、順次取り組んでいきましょう。 (3)先輩からの情報入手(OG訪問) 会社案内などのパンフレットには、PR誌的な部分が多く実体がつかめないところがあります。自分の志望する企業の実情を知るために、そこに勤めている先輩にナマの情報を聞くことは、就職活動を進める上で非常に重要です。どこの企業の椙山の先輩が入社しているかは、キャリアサポート室にある「卒業生就職先名簿(OG名簿)」にて確認できます。椙山の学生の場合、OG訪問とはいっても直接会うという方法ではなく、電話で話を聞く程度というのが一般的です。自分の聞きたいこと(社風・選考方法など)をあらかじめ用意しておき、時間帯も考えて電話するようにして下さい。 (4)会社説明会(セミナー) 2〜3月頃から会社説明会をスタートする企業もありますが、ピークは4〜6月頃になります。資料請求と同じく、会社説明会に参加しなかった人には受験資格を与えないこともありますので、目当ての企業のセミナー情報は逃さずチェックしてください。会社説明会の方法は、以下のような手段があります。
3.応募方法 (1)自由応募 自由応募とは、学生が直接企業とコンタクトをとりながら応募する方法です。その中でも、大きく分けて2つの方法があります。自分で資料請求などにより情報を集め応募する方法(自己開拓)と、大学に来る求人票を見て応募する方法(大学経由)です。自由応募の場合、大切なことは、少しでも早く、企業とコンタクトをとることです。求人票に記入されている企業の締切日は便宜上のものですから、内定者が確保できたり、応募者が定員に達すれば、それ以前に受付を打ち切っていることもありうるのです。 (2)縁故応募 厳しい雇用環境の中、大学女子への就職の門戸が男子に比べて非常に狭い現状では、就職を縁故に頼るのもやむをえない面があります。縁故採用といっても、以前のように縁故者であれば試験をせずに無条件で採用するということはほとんどなく、紹介により受験の機会を与えられた程度に考えた方がよいでしょう。また、縁故による採用試験は一般より早い場合が多いので、それにあわせた早めの準備が必要です。(3)学校推薦応募 大学が企業から推薦依頼を受け、決められた推薦人数の応募者を学内選考で決定し応募する方法が、学校推薦応募です。学校推薦があった場合、キャリアサポート室では、掲示板と求人票ファイルにて皆さんに案内します。応募を希望する際は、キャリアサポート室窓口にて所定の手続きをすることにより申込みを受け付けます。 4.選考方法 内定するまでには、書類選考、筆記試験、適性検査、健康診断などを突破しなければなりません。(1)書類選考 書類選考といっても、履歴書・自己紹介書というパターンだけではありません。最近多いのは、セミナー前の書類選考、つまりエントリーシートなど独自のフォーマットで決められたテーマについて記述させ、それを事実上の第一選考とするパターンです。(2)筆記試験 筆記試験と一言でいっても、以下の様に内容は様々です。
(3)面接 1.面接のスタイル
2.面接での質問内容 面接で必ず聞かれる質問事項は、ほとんどの企業で共通しています。中でもポイントになるのは、やはり志望理由と自己PRです。業界・企業研究を充分行い、自分なりの志望動機を固め、自分はなぜこの業界(企業)を志望したのか、自分はこの企業で何をやりたいのかについて、考えをまとめておく必要があります。また、自分の個性を出せるようにうまくPRし、仕事に対する熱意と覚悟を示すことが大切です。ここで、面接でよく聞かれる質問事項を挙げておきます。
また話す内容だけでなく、言葉遣い、表情にも注意したいものです。無理な敬語を使う必要はありません。基本的な礼儀をわきまえていれば、自分らしい表現法で対応すればよいはずです。ただし、相手は社会人で、しかも面接官は年長の男性の場合が多いですから、学生の言葉などはくれぐれも使わないようにして下さい。どうしても使いがちな人は、自分のためにも意識して徐々に直していくべきでしょう。 3.面接でのマナー 面接に限らずあらゆる機会で、就職活動では社会人としての基本的マナーが問われます。面接会場のみならず、受付で挨拶がしっかりできているか、控え室での態度はどうかなど、全ての社員がチェックしているものと意識し、きちんとした振る舞いを心掛けましょう。とくに、面接会場では、受験者の一つ一つの細かい動作や行動にまで、面接官の視線が注がれていますので、明るく礼儀正しい態度で対応してください。 以下に、入室から退出までの具体的行動パターンを示しておきます。
(キャリアサポート室発行「就職の手引き 2002」より)
(キャリアサポート室のHPより) kyujin-navi.comは、椙山女学園大学に企業から届く「求人票」が検索して閲覧できるインターネットシステムです。 皆さんが就職活動を進める中で、一番身近で信頼性のある情報が、大学就職課に毎年企業から届く求人票です。 (大学への求人票のみで採用活動を行う企業は沢山あります)幅広く企業研究を行なうためにも、「求人票」は決して見落とすことのできない情報源といえます。
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